一般社団法人  ことばの診療所

押しますか?押しませんか?

目の前にはボタンが1つ。
押したら誰もいない、なにもない空間で5億年をすごしたのちに、全て記憶を忘れてこの場で目覚める。
そうしたら100万円ゲットできるんです。

体感としてはボタンを押した次の瞬間にあなたは100万円を手にしている訳です。
5億年という長ーい長ーい月日を過ごした記憶はきれいさっぱり消えて。

そんなボタンあったら押しますか?押しませんか?

通称「5億年ボタン」と呼ばれているマンガの冒頭です。
(正式名称は菅原そうた氏 CGマンガ作品『みんなのトニオちゃん』内の「アルバイト(BUTTON)」)

 

私は押さない派なんです。

「その人らしさ」とか個性って、何を感じて、何を考えて、どう行動したかで形作られると思っていて。

5億年あったらそのPDCAサイクル回したい放題なわけじゃないですか。
考えて考えて考えぬいたら、これまでに思いもつかなかった価値観に出会えるかもしれないし、
何もない空間にいたら、感じることっていっぱいあると思うんです。
「もっと××しておけばよかった」とか。「意外と○○ってなくても生きていけるんだな」とか。

こうやって感じたこと、考えたこと自体が100万円以上の財産だと思うんですが、
それなのに、記憶は消えてしまう。

この時間(と言っても覚えていないわけですが)に得た、それまで気付かなかった自分の新たな可能性に出会えないのってすごくもったいないなー。

というところからの押さない派。
価値観/経験重視派ですね。

 

こうやって色んなものをみながら
 ・自分はどうするの?
 ・なんでその選択?
って考えていくところからも、あなた自身の価値観が発見できますよ~。

ぜひ考えてみてくださいね^^

 

すごく余談ですが、
「5億年ボタン」に辿り着いたのはCoC肉声セッション動画を見ていたからです。
動画の中で、たまたま「これって5億年ボタンぽい」ってコメントを1つ見つけて検索しました。
「○○ってなんだろう?」って日ごろからアンテナ立てておくと、何気ないものからでも面白い情報ゲットできたりしますよ♪

 

プロフィール

村田 悠
一般社団法人ことばの診療所 代表
ことばを編むことが大好きな「おめでとうソムリエ」

大学時代、言いたいことはたくさんあるのに、自分でその想いに気づいていなかったり、うまく表現できていない後輩たちのスピーチ原稿に多数出会う。 そこから、相手が本当は何を言いたいのか、どうやったらその想いが伝わるのかを引き出すことが面白くてたまらなくなる。 中でも、「そう、それが言いたかったんです!」と笑顔になる瞬間がものすごく好き。

社会人になってからも営業で取引先を回るなかで、どんな想いで商品/作品を作っているのかなどその方のバックグラウンドを聞くのが楽しかった経験から、 現在のセッションにも、その引き出す切り口を多数使用。
「相手を思って色々と考えてくれるのが本当によく伝わります。」「言葉選びも早くてまた出てくる言葉もいい言葉たちばかり!! 話を聞く力や質問力もすごい。」「新しい視点を提示してくれるので『じゃあ、私はどうなんだろう?』と落ち着いて考えることができた。」と評価頂いています。