一般社団法人  ことばの診療所

自分探しにはモレスキンが一番!【まとめver】

最近、

・自分の気持ちを整理するにはどうしたらいいですか?
・やりたいことが見つからなくて…。
・自分の長所分かりません><
・会社が嫌なんだけど、何がどう嫌なのかうまく言えない。でもイヤ。

こんなご相談を受けることが増えてきました。

また、自分の気持ちをそもそもうまく言葉にできない方にお会いすることも増えました。

「今週どうでしたか?」「大変だったんです」
「どう大変だったんですか?」「うーん・・・」
と言葉に詰まってしまう方。

私自身もいまでこそ、それなりに人前でも喋れるようになりましたが
(といってもアドリブは効かないし、マンツーマンの方が落ち着きます)
自分の気持ちが上手くまとまらず
結果ものすごく物静かな人間になっていた時期がありました。

昔の知り合いに会うとかなり社交的になったねって驚かれるくらい。

あの当時は、気になったことがあってもうまく話せない。
じゃあ話を振られるまで黙っていた方がいい、という消極的な理由で。

 

その状況から出られたのはポケットサイズ(A6サイズ相当)のモレスキンのおかげなんです。

書き始めたのは、2011年1月。
入社1年目で仕事がしんどくてたまらなくて、でも吐き出す先もなくて。
何のために会社に入ったんだろう。私の長所ってなにもない。
もういっそ営業先で失踪しようか位追い詰められていた時でした。

何かを変えたくて、自分の気持ちを取り戻したくてなにかすがるように書き出した記憶があります。

これは2011年1月~2014年10月分の6冊。

最初の一年は必死に書いて3か月で1冊消費するくらいでした。
途中で仕事に忙殺されて2年で1冊の時もあります。

書き方は特に決めず、
起こったこと、いいなと思ったこと、大変だったこと、
様々な気持ちを書き続けるなかで、こんな変化がありました。

・自分が何を望んでいるのか。自分はどんな環境が居心地いいのかなど価値観がはっきりわかるようになった。
・すごくモヤモヤするって時に「そっか書いてみよう」って逃げ先ができた。
・文字にすることで少し冷静になれるので起こったことを引きずりにくくなった。
・相談する前に自分で気持ちを整理してなにがどう困ったのか、伝えやすくなった。

日記やSNSもある中で、どうしてあえてこのA6サイズのモレスキンをおススメしたいのか。
そのメリット、そしてどう書いたらより振り返りやすくなるのか、をこれから書いていきますね。

ポケットサイズとは9×14センチのその名の通り携帯しやすい大きさ。
スマホと大体一緒のサイズです。ノートでいうとA6サイズが一番近いですね。
私は黒表紙を使うことが多いです。たまーに黄色も使うけど結局黒に戻って来ます。

そんな使い続けたからこそわかるポケットサイズのモレスキン、メリットを書いていきますね。

メリット1)いつでも書ける

日記は夜しか書かない。

「気持ちの整理や毎日の記録に日記を書こう!」と思ったことがある方もいると思います。

ただ、日記っていつ書くかって、夜帰ってきてから寝る前に一日のことを思い出して書くものなんですよね。
そしていざ書くときには、今日なにが起こったから振り返らなきゃいけないからその時の感情を思い返すんです。

学生の時や定時上がりの会社等、気持ちに余裕があって夜を迎えられるなら
それでもいいんですけど、なかなかそうもいかず。
特に多忙な時は帰ってきて仕事のことを思い出すのもイヤなんです。
会社出た瞬間にもう何もかも忘れて
「うちでは楽しくゲームだけしていたい!」ってなっていました。
結果何とか机の前にたどりついて日記を開いても、
「もー書きたくない!」って気持ちから「大変だった」だけが続き、結局書かないことに…。

そんな私だからこそ、
感情が芽生えたその時に、心を整理したいなと思ったその時に書ける
のはすごく大きかったんです。

・お客さんとやり取りをして、おやっと思った瞬間
・先輩から何か言われてうれしかった瞬間
・失敗して落ち込んだ瞬間

なにか感じた時には、モレスキンを開いて気持ちの整理をするようにしていました。

どこでも持ち歩ける

ポケットサイズにこだわった理由がここにあります。
例えばランチタイム、例えば営業先、スマホとほぼ一緒のサイズなので気軽にカバンに入れられるんです。
ラージサイズ(13×21cm)もあるのですが、やっぱりちょっと大きくて。

仕事が忙しくてデスク上でメモ取る暇ない時は、ランチタイムがおススメ。

営業なのでランチタイムも自分の裁量で調整できたため、
ちょっとお弁当買いに外に出る時もランチバックに忍ばせてメモ取れるようにしていました。
お店なら料理が運ばれてくるちょっとの間に、何が起こったか書き出します。
午前中に一旦気持ちの整理しておくと、どんなにしょんぼりすることがあっても、
午後「これから頑張ろう!」って切り替えが聞くようになります。

あと裏技として、トイレで書くっていうのもやっていました。
これは本当に切羽詰まった時。
一時期、ランチはみんな一緒に出掛けるのが当たり前、
仕事のノートを広げて書いていると「何書いているの?」と言われるチームに入ってしまったことがあって…。
(この環境自体結構しんどかった…)
まあ、あんまり長居できないから箇条書きになってしまうんですけどね。
それでも、夜全てを思い出すよりは全然気持ちが楽になりました。

メリット2)客観視できる

お客さんに怒られたとき、アポイントが全然取れない時、わーどうしようってパニックになってました。

でも、そんな時にパニックのまんま先輩に相談しにいっても「で、どうしたいの?」と言われるわけです。
(というか当時はパニックのあまり何が起こって、どう考えているのかちゃんと言葉にすることができませんでした。)
よっぽど早急に報告しなきゃいけない場合じゃない限り、一呼吸のためにノートを開きます。
文字にすることでなんか少し冷静に見返せるんです。イメージとしては小説を読んでいる感じ。
「私」の話が書いているんだけど、ちょっと一歩引いて見ている「私」もいて。
どんなに落ち込んでいても一呼吸して気持ちを整理しながら振り返れます。

メリット3)端が折れない

モレスキンのいいところの1つはカバーがしっかりしていること。

営業で外回りが多かったので資料をたくさん持ち歩いていました。
そんなパンパンの鞄に入れているとぺらぺらしたノートの場合何かの拍子に折れたり、
曲がったりしてテンションが落ちるんです。やっぱりきれいなの持っていたくって。
その点モレスキンは耐久性ばっちり。

表紙がシンプルなのでちょっと見飽きた時は、
文房具屋さんできれいな海の写真とかポストカードを買ってアレンジ。

ポストカードも汚れるの嫌なので、図書館とかで本のカバーに使われている製本シールを貼ってました。

(最近はスターウォーズとか色んな所とタイアップしてデザインが増えているのでそれを買っても楽しいですね。)

メリット4)ちょっと特別な私感が持てる

やっぱり100均のノートとは書き心地も雰囲気も違いますが、お値段がそれなりにします。
ポケットサイズで2,000円弱。
ちょっと気合を入れないと中々ノートに2,000円も出せないじゃないですか。ランチ3回分くらいですよ。

でもこれって「自分を大事にする」という考えにもつながると思っています。
かけがえのない自分自身だからこそ、自分の気持ちは大事だからこそ少し良いノートに書くって考え方をしていました。
どんなに気持ちがすさんでいても、ちゃんとしたノートに書くことで自分を取り戻せる。

いつしかそんなスイッチになってました。

メリット5)気持ちの変化が分かる。

これからどうしていきたいんだっけ。って自分を振り返りたい時、考えが煮詰まると昔のノートを見返します。
書くときは、日付もメモしておいた方がいいですよ。

そして、

1テーマ1ページルール

ページの上段ではあるお客さんに言われて嬉しかったこと、
下段には別のお客さんに言われた哀しかったこと、だと振り返りの時に自分の考えが整理できません。

ちょっともったいないですが、1テーマ1ページがおススメ。
そうすることで見返した時に自己ツッコミすることもできるんです。
1年前はこんなことを思っていたのか、ああ当時このお客さんの対応がんばってたなーって思い出した後に、
ペンの色を変えて、今の私ならこう思うなってコメントを入れてみて。
落ち着いたときに見返すからこそ、過去の自分のいいところが発見できたりもして。

そう、ここでもポケットサイズである意味が生きてくるんです。
ラージサイズとかだと1ページあたりの行数が多いので、
改ページするのにかなり思い切りが必要で。
え、こんなに白紙部分残っているのに…ってなります。
ポケットサイズなら1ページ22行なので、思い切って改ページができる、という訳。

あとは、

文字に気持ちが表れます。

気持ちが荒れているときは、罫線からすこしはみ出していたり、字の大きさが一定ではないですし、
落ち着いていたり、楽しい時はとても読みやすく均一な大きさで書いています。

意識して書き分けている訳ではないのに自然と表れる気持ち。

読み返しながら、ああこの時すごく困っていたんだな、とか思い出して「私がんばった」ってほっこりできます。

メリット6)見返すことで今必要なことばに出会えたりする。

モレスキンには自分の気持ちだけでなく、気になった記事、ブログ、ことばを書き写していることもあります。
その時「なるほど」と思ったことを、いろんな経験を経て見返すとより新たな気づきが有ったりします。

例えば今も定期的に読み返すこの記事。

>>>【起業女子が知らぬ間に陥いる借金地獄?!】

確か、法人設立したすぐの時に出会った筈。
当時は何をしていいかわからなかったけど、そっか動かなきゃいけないんだ、位で貼ってました。
そんな軽い気持ちだったのに、なぜかすごく心に残っていて、事あるごとに見返しています。
やっぱり自分の道に不安を感じると人の意見とか、すがりたくなってしまいます。
でも、それでずっとインプットし続けては何も進まないのだと、端的にズバッと教えてくれた記事で。
それ以来ちょっと煮詰まったなーと思った時に見返しては、私がまだまだ行動できることあるな!って気持ちを新たにしています。

 

 

で、これよく聞かれるのですが何をどう書けばいいか。

書き方について

書き方は自由ですが、私が書いているルールを紹介しますね。

・最低限書いているのは何が起こったか、どう感じたか、これからどうするか
・文体は頭の中全部書き出す方法。
結構「うーん」「なんでだろう?」を多用しながら自分の気持ちを書き出してます。
きれいに頭の中でまとめてから書いてしまうと、自分の隠された価値観をフタしてしまうので。
独り言を全部書く感じ。

例として新入社員時代書いてたのを出すと…

Aさんに「××」って言われた。うーんなんかすごくモヤモヤする…。なんでだろう?まさかAさんに言われるって思ってもいなかったからかなー。ショックなの?悲しい?うーんなんか違う‥・。Bさんに言われたらここまで気にしてる?ううん、なんか違う。Aさんだからってことはあるよね。Aさんから元々△△って言われてた。それに対して◇◇って感じていた。だからこそ~

みたいな感じです。完全に会話文。(なんか心の内側書くの恥ずかしい笑)
でも、このやり方をしていくと、自分と対話する癖がついてくるんです。

なんかさびしいなー。って思ったら、
どうして?って自分に投げかけてみる。

人に会ったら解決する?
どんな人と何を話したいの?

そうやって自分の気持ちを整理してきました。

大体2ページくらい書き出すと大抵のことはスッキリします。
それでも解決しない時は別の事考えようって割り切りにもなりますし。

 

この方法がなければずっと同じ悩みで頭の中いっぱいにして、
前に踏み出せなかったです。
そして今の私はないでしょう。

そういう意味では私の歴史の礎でもあります。

 

ただ、これのデメリットとしては、見返すのに気合がいること。
気持ちの整理が必要なのって喜怒哀楽のうち怒、哀、時々困惑したことなんですよね。

結果、モレスキンの中もそういった感情がいっぱい書かれています。

だからこそ、自分の気持ちがあまりに生生しくでているので、
落ち込んだときに読み返すと当時の感情に引きずられる危険もあって。
気分を変えるために読んだのに、「あーあの時結構怒ってた><」という揺り戻しになってしまうことも。

・なんか元気を出したい。
・過去、頑張ってきたことを思い出したい。
・そして明日への自信を取り戻したい。

みたいに道に悩んだときの振り返りにはあんまり向かないんですよね。

 

その反省を活かして、
今はその人自身の「おめでとう」だけが詰まっているリフィルを作り出したわけです。

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一般社団法人ことばの診療所 代表 村田

村田のプロフィール

一般社団法人ことばの診療所 代表/おめでとうソムリエ

どうしても一歩を踏み出せなかったときに毎日「おめでとう」を自分に3か月言い続けることで、1ヶ月に平均120個の「おめでとう」と25個の新チャレンジができるようになった経験を持つ。

周りを見た時に「自分が我慢すればうまくいく」「もっともっと頑張らなくては評価されない」と自己評価を高めることができず可能性を抑え込んでいる女性の多さが一番ショックで「私、頑張っている!」「おめでとう!」と自分のことを褒められ軽やかに次のステップを踏み出せるように「ことばのフラワーシャワーセッション」を開催中。